2023.03.21

20周年

Anemone Diaryは2023年12月に20周年を迎えます。先立って開設したHPはもうずいぶん昔に閉じてしまいましたが、ブログは細々と続けてきました。最近は年に2〜3回更新するだけの半廃墟となっていますが、今後もココログが続く限りここに居座っていくつもりです。
当ブログの20周年にあたり、自分がこれまで書き散らしてきた日記の類を集めて日記祭りを計画しています。誰かに向けてというより自分のための企画です。
つい最近まで、私は毎日アナログで書いている日記をどうしたものかと考えていました。それは、
1、この作業に割く時間が長い
2、処分するタイミングがどんどんわからなくなる
1について、日記にこんなに時間を取られていては何もできない!と感じていました。時短するための方法もいくつか考えました(ノートのサイズを小さくする、黒のボールペンだけで書く、毎日書くのはやめるなど)。しかしどの方法もなんか違う。ああっ、もうっ!!一体私はなぜ日記を書いてるんだ!これいつからやってるの?と考えたところ…
中学生の頃からやってる!!
という事実に思い至りました(あまりにフツーに書いてたので気づいてなかった)。もちろん全部は残ってないけど、人生の八割くらいの日々、日記的な記録を書いている!これは自分でも衝撃でした。もうね、私の人生は日記と共にあると言っていいんじゃないだろうか。
そこで、やめ時を探すことからこの先もやり抜こうと舵を切り替えることにしました。
今年になってからの思いつきです。

◆WEBで書いている(いた)
20年前、ブログといえばWeb日記という感じで、自由に(ダラダラ)書いていました。今は違うのね、って話を以前も書きました。試しに「ブログ 書き方」で検索するとノウハウがいっぱい出てきます。びっくり!そんなルール、いつから?今の時代、SNSで何でも呟けるのでブログは収益が目的というのが一般的みたいです。
WEBで書いていたのは他にも前述のHP、そして壁紙コーナーのみブログの形で残した壁千代日記(ドラマ「夢千代日記」をもじったタイトル)、mixiに書いた日記など。
◆アナログで書いている
先日残っている日記を発掘したところ、一番古いものは1982年(記憶では1980年にも書いていた)。当時は1ページに一週間分のスペースがある、今でいう週間スケジュール帳のようなノートに豆粒のような文字をびっしり書いていました。記憶では1980年のある日、本屋さんで何かのノベルティにもらったノートに軽い気持ちで愛読していた漫画の感想を書き始めたのが最初の日記
日記用のノートを用意して書き始めたのは1995年の誕生日。スマの薄い本の中でテレビの感想を書いている方がいて、これは自分もやろう、記録しておこう!と思ったのがきっかけ。
2019年からはほぼ日手帳のA5サイズで毎日日記を書いています(不定期日記も時々書きます)。不定期日記よりも緩い日記で、全体的にスイーツの記録が多め。
スケジュール帳を使い始めたのは1982年、少女まんが雑誌「LaLa」の全員サービスがきっかけでした。今と比べて文房具の種類が少なかった時代のこと、田舎の高校生には「スケジュール帳」は初めて出会う画期的なアイテムでした。更にこの手帳には成田美名子先生のイラストが全ページにあしらわれていたのです(1989年頃まで全サの定番アイテムだったようです。私は1984年頃まで使いました)。さすがにもう手元には残っていませんが、まんがオタクの私の手帳には雑誌やコミックスの発売日ばかり書かれていました、でへへ。
他には読書ノート(読んだ端から忘れるので簡単な記録をつけることにした)、モーニングページ何かに特化した記録、90年代に作っていたfanzineなど。

残っているこれらの記録から、自分のミーにしてハーなる人生を眺めてみようと思っています。とりあえずの目標は今年の年末、12月6日です。それまでコンテンツをコツコツ構成していきます。

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2022.10.30

2022年の状況その2

7月:元総理が銃撃され亡くなる。アメリカのドラマみたいな話だと思った。亡くなった元総理のことは好きではなかったが、毎日テレビで見ていた人物の無惨な最期にはショックを受けた。
半ばに四国の実家で問題発生。過呼吸気味になり頓服をよく飲んでいた。
7/16に男闘呼組が突然復活する。放送の1時間前にTwitterで知り、半信半疑で録画予約。本当だった!こんなことが起こるんだなぁと感無量。
梅雨らしい天気の中、四国へ渡る。
帰りの電車の中で、スタンプショウ実行委員会からフレーム出品の依頼メールが。実行機関の高齢化で広島ではもう開催運営は無理らしいと聞いていたので寝耳に水。運営を引き継いだ人たちがいらしたのだった。猛暑の中、1ヶ月で1フレームはキツイと思ったが、その後に切手女子コーナーの運営も依頼される。PC作業が必須と思ったが、古くなったMacでは色々支障があり、結局新しいMacBookAirを購入。小さいので机周りが広くなったのは良かった。
8月:健康診断の数値がよくなかったので、年休復活を待って検査に行く。結果はやはり血糖値が高くなっていたので、お盆前から通勤時に一駅手前で降りて歩くことに。
月初めに日帰りで松山へ行く。20年以上ぶり?でスーパージェットに乗った。運賃が150%くらいに上がっていた。この20年で給料はちっとも上がらないのに。冷や汗。
8月は次から次へとトラブル続き。
わが勤め先はGWも盆も休みはなかったが、8月下旬の金曜に謎の休みがあった。それもスタンプショウの準備に忙殺されて終わる。体感的には7月半ばから休んでない感じ。
9月:スタンプショウ広島は大成功に終わる。来年はもっと早い段階から関わらないと…。
忙しくて見ていなかった「静かの海のパライソ」(刀ミュ。5月に届いていた)をやっと見る。スタンプショウの準備中にApple Musicでアルバムを聴いて、これはとにかく早く見なくては!と思っていたのだった。大傑作、すごいステージだった。以来、ほぼ毎週末見ている(4DX上映にも行った)。
月半ばにまた四国の実家トラブル。大きな台風がくるので、南生が居残って猫のお守りをすることに。一旦広島に戻り仕事を片付け、2日後の週末、台風に合わせてとんぼ返りする。突風でアンテナが壊れる。ジロウはすっかり南生になつき、毎晩一緒に寝ていた。4日滞在して帰る。いつか自分でも猫を飼いたいと思っていたが、この4日ですっかりその気が失せてしまった。生き物を飼うのは本当に大変だし、責任も伴う。甘い気持ちで飼うのはよくない。

2022.10.08

2022年の状況

また年末になってバタバタしそうな予感がするので、9月末までの今年の出来事をメモしておく。
1月:以前の直の上司の訃報。まだ還暦前。前日までは普通に仕事をされていたと聞く。あまりに突然だし、年齢も近い方だったので衝撃を受ける。
1/15にチェッカーズのラストコンサートのリマスター版がBSPで放送される。1992年12月28日日本武道館、この会場に私も居た。当時FC限定でビデオも発売されて一度見た記憶があるが、ほぼ30年ぶりに映像を見た。チェッカーズは解散後にメンバー間で揉めて、以後和解もないので「なぜ今になって?」という気もしたが、解散からちょうど30年なのであった。懐かしくなってマサハルのソロアルバム「Lavin'Spoonful」を聴いたら、メロディの良さや声質にどハマり!昔は藤井兄弟ばかり見ていて他のメンバーは眼中になかったが、この年齢になって聞くとマサハルの声がむしろ気持ちよく聞こえる(郁弥くんの声が生々しいのである)。そこから持っていなかったCDを収集して聴いている(まだ全部は揃わない)。
2月:長野まゆみがセレクトしたアンソロジー「長野まゆみの偏愛耽美作品集」がきっかけで、長野まゆみ作品を刊行順に再読する試みを開始する。まずは手放した本を集めるところから。若い頃には字面だけ追っていたのかと思うほど、新鮮で美しさ深さが際立つ読書体験である。
思うに私という人間は、観察力や集中力が散漫で見方も読み方も薄っぺらなのである。人生を色々無駄に過ごしてきたのかも知れないと思う。
2/22のスーパー猫の日には、実家猫のジロウを会社が運営する雑貨店の猫特集のポスターに登場させてもらった。
4月:なんと中居くんのFCみたいなものが発足。4/1発表だったので、エイプリルフールかもしくは詐欺サイトではないかと様子を見るも、どうやら本当らしいとわかって入会する。1ヶ月100円だって!
4/16はヒグチアイちゃんの弾き語りライブツアーに行く。素晴らしい声であった。広島も完売になったとかで、会場のライブスペースは後ろの方までいっぱいだった(しかも大人ばかりなのだ。こんなライブは初めてだ)
5月:Twitterでたまたま見た「星旅少年」という漫画が気に入って著者の既刊を大人買い(2冊)。長野まゆみの初期作品を彷彿させる雰囲気もある(いや、ずっと柔らかく優しいが)。
5/28は映画館で1日のみ上映されるチェッカーズのラストコンサートに当時からのチェ友と出かける。スクリーンを見ていると今が2022年なのか1992年なのか分からなくなってくる。というもの、あの日武道館の2階席で「いつかこの空間に帰ってくる」と決めたのだった。その時は、それが再結成なのか、あの世でのイメージなのか漠然としていたが、30年も経つとこんなシチュエーションも選択肢に入ってくるわけだ。
6月:真剣乱舞祭2022!生刀ミュはなんと2年半ぶり。チケット代が驚愕の13,000円超えで1回見るのがやっとであったが、生で鶴サマが拝めて幸せ。コロナ禍以降でのアリーナクラスのライブは初めてで「声が出せない」「立てない」ことのフラストレーションは予想以上だった。狭いアリーナ席の硬い椅子に押し込めらて腰を痛め、そこから6月は不調の連続…。
2018年に放送していたディーン・フジオカ主演の「シャーロック」の映画化作品がやっと公開される。事件の舞台となる瀬戸内海の離島にある蓮壁家の洋館の外観は愛媛県松山市にある萬翠荘である。離島どころか県庁の裏にあって、小学生の頃、写生大会で描きに行った記憶がある。ドラマは放送当時に結構ハマっていたので、映画の前に(ついに)原作にトライしようと考える。ネットで調べて光文社文庫がよかろうと、まずは前半の4冊を買って読む。映画公開までに「バスカヴィル家の犬」までは読了。長編より短編集の方がメリハリもテンポもあって面白いと思う。
6月下旬、Twitterで偶然読んで「続きが読みたい!」と強烈に思った漫画が「ブルーピリオド」だった。原作者さんのアカウントが1話全ページをTwitterで公開していたのだ。翌日から1日1冊ずつ新刊で既刊全てを買って読んだ。

2021.12.31

2021年はこんなものを見ていました

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今年の更新は3回(・・;)だんだん少なくなっていく…

【今年のエンタメ】

1〜2月:ミュージカル「ポーの一族」

去年のキャスト発表から「千葉くんをアランにキャスティングするなんて小池先生やっぱり天才か!?」と思っていたので、2回予定されていた配信の初回から購入(もう一回見たいと思った場合の保険)。みごとにどハマりして、その後の配信を追加決定分を含めて計6回視聴しました。千葉くんが回を追うごとに進化していくのがすごく面白かった。

4〜6月:ドラマ「コントが始まる」

同時期の大豆田とわ子も夢中で見てましたが、恋愛ドラマではなかったところがコントに軍配。人生の岐路でどこへ行けばいいのか悩む30歳手前の若者たちに、中高年もなんだかグッと身につまされるものを感じたドラマ。

5〜7月:君花海棠の紅にあらず

1930年代、北京の京劇界を描いたドラマ。全49話という長丁場でしたが、体感は2週間くらい。

主人公のひとり、当代随一の旦を演じた尹正という俳優さんが、これまでの人生で出会った誰よりも「黄子満だ!!」というルックス、雰囲気、表情を持っていたのです。いやもう驚愕でした。また、このドラマはレスリーの覇王別姫へのオマージュもそこかしこにあって、Twitterでもレスリーと尹正のどちらのファンでもある方々のアップする画像や動画で楽しませていただきました。

8〜12月:山河令

この春、中国で配信されて大ヒットしたブロマンス時代劇(原作はBL)。日本で放送が始まった直後に主演俳優の一人が本国で気の毒なトラブルに巻き込まれ、全話放送されるのかハラハラしました。

自分的には陳情令より気楽に見られたドラマでした。愛(恋愛味も含めて)がテーマなところが、自分から随分遠くに感じたので、外野からワイワイ楽しめたのでした。

2022年の4月にはBlu-rayBOXも発売されます。セル版にのみ全話日本語吹替が収録されます。陳情令はオリジナル音声以外はノーサンキューってくらい自分には唯一無二感があったのですが、山河令は日本語吹替でも、仮に日本で2.5次元舞台化されることがあっても、たぶん面白く見られると思う。ふふふ。

10〜11月:黑世界

昨年の夏上演されたTRUMPシリーズの朗読劇です。今年の秋の「はじめての繭期」(日替わりでTRUMPシリーズをYouTubeで配信する祭)で見て衝撃を受けました。母性ともエロとも恋愛感情とも無縁の、永遠に枯れない花のような透明な存在感をもつリリー、彼女の妄想が作り出した心の中にだけ存在する相棒のチェリー。素晴らしい楽曲の数々。ああうっとり。

10〜12月:ドラマ「和田家の男たち」

祖父、父、血のつながらない息子の三世代の男だけの和田家の家族の話。あまりに好きすぎて、長年苦手だった嵐が平気になりました(をいをい)。段田安則さん演じる祖父は頑固な論理派なのかと思いきや、失恋でメソメソして孫に泣きついたりして反則ものの可愛さ。

11〜12月:ヒグチアイ

シンガーソングライターさん。この人の声とメロディーの心地よさ、リアルな感覚を呼び起こす歌詞世界。すごい発見だった!あまり熱心に音楽を聴かなくなっていたけど、ヒグチアイさんの曲は毎日聴いています。

SF小説:今年は56冊読んだうち、三分の一くらいがSF小説。超話題作の「三体」シリーズ、マーダーボットダイアリーシリーズ、詩のようだった「こうしてあなたがたは時間戦争に負ける」などなど。この傾向は来年も続きそう。妹が古いKindle端末を貸してくれたので電書にもすっかり慣れました。

2021.12.30

投稿テスト。

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今年は正月以来、いっこも記事を書いてない!そして本日は午後から約2年ぶりに帰省するため、スマホからの投稿テスト。

写真はブラックフライデーのセールで買った座椅子です。11月からまた長丁場の中国ドラマを見ているので、鑑賞用に購入。「瓔珞」という超有名ドラマ。帯で70話超らしいので。いやー、これはいい買い物でした!

2021.01.03

2021年は

あけましておめでとうございます。今年はなんとか更新回数増やしたいなぁ。
去年はPCを起動するのが月に1回あるか無いか(^^;;)。6〜9月は一度も立ち上げないことも。なので、秋に恒例のOSのアップデートも年末まで手をつけていませんでした。年末にMacBookProをアップデートしようとしたら、何と対象外でした。購入したのが2013年の秋、もう7年も経っていたのです(前のはんぺんは8年使い倒した)。この7年はPCよりもスマホを使うことが多くて、実感として「ぜ、全然使ってないのにもう前時代機になっちゃったの…」です、ガックリ。そんな使用状況なので、いずれ新しいMacを買うかどうか…微妙です。幸い南生から譲り受けたMacBookAirがまだ新しいOSに対応しているので、2〜3年は猶予があるかも。
 
【今年の目標】
1、2021年の誕生日(6月末)までに積読を30冊消化する。
買ったまま読んでない本がたくさんあるのです…。1月3日現在、3冊目を読んでるとこ。発行は1993年の初版本(^^;)。読まずに何年積んでおいたのだ…。
2、2021年中に積読30冊を含め、60冊の本を読む。
昨年(2020年)は50冊読みました。読むのにすごく時間を要した本があって(ブルース・チャトウィンの評伝だ。面白かったのに2ヶ月くらいかけて読んだ)途中で失速。最近は2冊を併読しています。通勤時は文庫、家ではハードカバー。
3、2021年の誕生日(6月末)までに標準体重になる。
15年程前にダイエットして美容体重くらい痩せたことがありましたが(その時のきっかけも糖尿病予防だった)、長い時間を経てすっかりリバウンドしちゃってね。特にここ3〜4年で10キロくらい太ってしまった。歳もとったし、そう簡単に体重は落とせないだろうと思っていましたが、やってみたら意外とスルスル落ちて3ヶ月弱で-10キロ。でもまだ標準体重には届いてないので、次の健康診断、いや誕生日までには標準体重にします。
標準体重になったら、ペリカンのスーべレーンを買うのだ!M400のホワイトトータスをロックオンしています。
 
もう少し、心に活気を!とは思っています。一昨年の暮れに突然「推し」が出来た!と思ったんですが、これは錯覚だったみたいで、興味熱意が4ヶ月くらいしか続かなかった。「推し」って私の中では継続するものという感覚があるのです(もちろん私自身に限ったことです)。なので、続ける持久力が欠乏している今は「推し」が出来にくい。瞬発力も無くなっているので、パッと火がつかない。
火がつかず、ついても続かない。
加齢が原因なのだろうか、と思ったけど60overでバリバリ楽しんでる人、新しい世界を見つけた人も周囲にいます。そんなわけで、今年は心に活気を取り戻し、継続して楽しめて、それに関してブログを書けるようになりたい。

2020.12.31

2020年の終わり

年々更新の回数の減っているこのブログ。今年は今回を含めて5回しか更新していませんよ、あわわ…。
今年は2ヶ月に一度くらいの頻度で帰省しなくてはと思っていたのに、コロナの影響で1月末以降は一度も帰れず。この年末年始も移動は控えて、うちでゆっくり5連休です。
 
【今年の出来事】(順不同)
◆GWと夏休み(?)があった
GWは緊急事態宣言下の自宅待機。夏休みは体調不良で休んだところ社内規定で5日間の出勤停止でした(共に有給)。
◆初めて賞与が出た
中学生のお年玉より少ない金額ですが、まあこれからさ。
◆新しい猫がきた
2月末に実家に新しい猫・ジロウが来ました。来たときはもう大きかったため、慣れるのに時間がかかるかも…と危惧していましたが、今ではすっかり馴染んでいるようです。
◆血糖値がやばい
健診の結果が返ってきた10月の始め。全ての数値が去年より悪化していて、一番心配なのが血糖値でした。糖尿病の可能性がある、とのことで一念発起。翌日から食生活の改善とウォーキングを始めました。12月に入って再検査に行くと血糖値は正常値に戻り一安心。体重も10キロ落ちました。
◆貯蓄を始めた
お金を貯めるのが超下手な私が、1日100円貯金(2019年6月より)→1日200円貯金(2020年1月より)→定期積立と積立NISA(2020年10月より)を始めました。
 
【今年の買い物】(順不同)
◆万年筆
1月にPEN BBSのアクリル金魚、プレバンの鶴丸国永(セーラー)、LAMYサファリのレッドグリップ(国内未発売モデル)、2月にプロシオンのシトロンイエロー(プラチナ)、プレバンの三日月宗近(セーラー)、4月に伊東屋オリジナルのカスタム74ディープイエロー(パイロット)、6月にLAMYサファリの2020限定色マンゴー、8月に魔道祖師コラボの夷陵老祖モデル。
◆ほぼ日手帳ミナペルホネン
ミナペルホネンのpieceの抽選販売に初めて応募して当選しました。今年はチケットの抽選販売もほぼほぼ当たった年でした。
すごく素敵なんですが、もったいなくて普段使いする勇気がまだない…。
 
【今年のエンタメごと】
◆刀ミュ
岡宮来夢くんの鶴サマが出演している公演のブルーレイやCDなど。このシリーズはキリがないので、この人に絞って集めることに(他はサブスクで)
◆陳情令
これが一番大きいハマりものです。4月に初回を見てすぐに自分用のブルーレイプレーヤーを買い、4〜6月は暇があれば繰り返し見ていました。8〜10月は給付金を注ぎ込んでBlu-ray  BOXをコンプリ。原作(魔道祖師)のアニメ化も見ています。1月からアニメの日本語吹替版が始まるので、まだしばらく続きそう。でも”中の人”にはさほど興味がない。
◆義輝様
大河ドラマ「麒麟がくる」で、向井理が剣豪将軍足利義輝を演じるということで、ムカイリ熱が再燃。11月に風髑髏の再放送を久々に見て「これこれこれ!やっぱりこれ!!」と、メルカリでBlu-ray BOXからのバラ売りを買ってしまいました(WOWOW版と編集が異なります)。
◆竹内結子さん
今年は芸能人の自死が相次ぎました。中でも自分でもびっくりするくらいショックだったのが竹内結子さん。竹内さんのような人でも、この世界は生きられないほど過酷なのだろうか。しばらくはずっと考え続けていました。
 
こんな感じの1年でした。
来年については、また後日!

2020.10.24

読書三昧2020

というほどにはガツガツ読んではいませんが(^^;)。切手以外では今は読書くらいしか趣味らしいことがありません。あんなに年がら年中何かにハマってあたふたしていたのに、ここ何年か沼落ちすることが激減。落ちても浅瀬でチャプチャプ…なんです、寂しいけど(加齢かな)。
 
今年読んだ本
 
暇なんかないわ、大切なことを考えるのに忙しくて:アーシュラ・K・ル・グウィン(エッセイ集。今年は新刊が二冊と文庫化が一冊。近年稀に見る豊作です←もっと出て!)
富士日記:武田百合子(去年から継続して読んでいた)
事故物件7日間レポート:岩城裕明(うーん…)
富士日記を読む:中央公論新社・編
八本脚の蝶:二階堂奥歯(文庫で復刊したのでやっと入手)
山猫珈琲:湊かなえ(うーん…)
濱池健三郎の霊なる事件簿:有栖川有栖
焦心日記:少年アヤ
つれづれノート36 内側に耳をすます:銀色夏生
三四郎はそれから門を出た:三浦しをん(再読)
犬が星見た:武田百合子
つれづれノート:銀色夏生(最新刊が割と良かったので、91年発行の最初の卷を読んだら全然合わなくてこれっきりやめました)
桜庭一樹読書日記「少年になり本を買うのだ」(再読)
桜庭一樹読書日記「書店はタイムマシーン」(再読)
にょっ記:穂村弘
月と六ペンス:サマセット・モーム(桜庭一樹読書日記を読んで、興味を持って今更ながら読む。めっちゃ面白かった)
桜庭一樹読書日記「お好みの本入荷しました」
桜庭一樹読書日記「本に埋もれて暮らしたい」
桜庭一樹読書日記「本のおかわりもう一冊」
エマ:ジェイン・オースティン(ここからジェイン・オースティン祭りが。一気に読むため、同じ翻訳者のちくま文庫で読みます)
分別と多感:ジェイン・オースティン
マンスフィールド・パーク:ジェイン・オースティン
拝み屋怪談「ゆきこの化物」:郷内心瞳(電子書籍)
拝み屋怪談「弔い百物語」:郷内心瞳
拝み屋怪談「幽魂の蔵」:郷内心瞳(この夏発売の郷内怪談を一気読み。今年の夏はドラマが無くて残念でした)
にょにょにょっ記:穂村弘(にょにょっ記が書店になかったので飛ばして読みました)
どうして僕はこんなところに:ブルース・チャトウィン(絶版文庫がAmazonのマケプレにお手頃価格で出現!)
消えた心臓・マグヌス伯爵:MRジェイムズ(大好きなMRジェイムスの新訳が出た!)
怪奇小説日和:西崎憲 編・訳(Twitterで見かけて買ってみたもの。大当たりの怪奇小説アンソロジー)
ノーサンガー・アビー:ジェイン・オースティン(ジェイン・オースティン祭り再開)
説得:ジェイン・オースティン
ジェイン・オースティンの読書会:カレン・ジョイ・ファウラー(この本の順番で読んだのがジェイン・オースティン祭り)
精霊たちの家:イサベル・アジェンテ(桜庭一樹読書日記で興味を持った作品。べらぼうに面白かった。そして脳内で萩尾望都による作画が勝手に出力されていった。)
百年の孤独:ガルシア・マルケス(これも桜庭一樹読書日記からの影響。わざわざレメディオス・バロの運河の絵が使用されたカバーの旧版をメルカリで探して買った。)
森の文学館(アンソロジー):和田博文・編(今年の夏に発売された森・山・別荘地などに関するアンソロジー。「森」というキーワードに惹かれて購入。二本目の古井由吉「谷」という作品がものすごい)
遊覧日記:武田百合子
日日雑記:武田百合子
工場日記:シモーヌ・ヴェイユ
インド倶楽部の謎:有栖川有栖
↑ここまでが読了
 
今読んでいるのはアーシュラ・K・ル・グウィン「ラウィーニア」(ハードカバーを積読してたら9月に文庫版が出たので購入して通勤電車で読んでいる。なんで今まで積んどいたんだ、ってくらい面白い。さすが)と、ニコラス・シェイクスピアの「ブルース・チャトウィン」(評伝。900ページ近くあって持ち運びが大変なので家で。え、こういう人だったんだとびっくりしつつ。「パタゴニア」を読んで神格化してたのかな、自分。)
 
読みたい本がたくさんあってAmazonの欲しい物リストに登録している。特に怪談と日記もの。12月から「赤江瀑アラベスク」なる文庫シリーズが東京創元社から刊行開始らしい。狂喜!!
あとは「魔道祖師」の日本語訳を待っています。三国志でさえBL版が出るBL大国ニッポンでなぜこれが出ないのか本当に不思議。

2020.04.30

いまさらジロー

Jiro

2月末に実家にやってきた新しい猫・ジローです。

子猫じゃなくて推定2歳弱。久々に来た長い尻尾を持つ猫です。やってきた翌日に早々に逃げてしまいましたが、餌をやっていると帰ってくるようになり居着きました。もともとはアニーという名前だったそうですが、老人の母らは覚えられないのでジローという名前に。

コロナで帰省できずまだ実際に会っていません。早く会いたいのう。

 

ハマりもの #2 万年筆

長く日記を(不定期なれど)つけているのですが、シャープペンシルだったので90年代に書いたページは字が薄くなってきています。それで昨年から主に万年筆を使って書くようになりました。2019年の7月からほぼ日手帳(カズン)の分冊版をつけるようになった事も万年筆への興味に拍車をかけました。
SNSで色々な万年筆を見ているうちに「こんな美しい筆記用具を自分も使ってみたい」と思うように。しかしネックは
1、価格の高さ。
2、それに見合った使用頻度、内容。
最初に買い足したのがこちらです。
Kakuno
ご存知、パイロットのKakuno。1,000円前後で手に入る初心者に優しい万年筆。安価ですがさすがは老舗のパイロットさんだけあって書き味も滑らか、非常に使いやすく万年筆愛好家の評価も高いそうです。色が豊富なので、複数持っているとキャップと軸をトレードして色合わせも楽しめます(写真の黄色と黄緑のキャップはトレードしてます)。EF(極細)とF(細)を使用。気軽に使えるのもいい。
Montb
昔、チェッカーズの郁弥くんが「歌詞を書くときはMont Blancの万年筆を使っている」というのを雑誌のインタビューで読み、当時勤続5年の記念品にもらった1万円のMont Blancが左です(カタログギフト)。あまりに安いので本物なのか気になって調べてみると、ちょうど80〜90年代に発売されていた廉価版らしい。丁寧に使ってこなかったので結構ボロボロですが、四半世紀を経た今もニブの金色はピカピカです。
右は去年、父にもらったお古の万年筆。何かの景品でもらったそうで無銘の安物のようだけど、ペン先はFで書きやすく気に入っています。Mont Blancのインクカートリッジがそのまま使えます。空になったカートリッジを洗って、好きな色のインクに詰め替えています(※後述)。
Lammy
こちらはLAMMYのサファリ。昨年の秋ころ?に復活したピンクを広島駅のスミスの実店舗で見かけてどうしても欲しくなって購入。4,000円くらいなので、割と気軽に買えます。ネットだともう1,000〜1,500円くらい安く買えるみたい。白軸+レッドグリップは日本未発売の限定色(韓国だったかな)。鶴を連想させる配色だったので思わず購入。ピンクのFが予想より太かったのでFEにしたんだけど、ペン先がガリガリするのが気になって現在はお休み中。コロナがおさまったら、ペンクリニックに持ち込みたいと思っています。
Yellows
今年のお正月に突然沸き起こった「黄色い軸の万年筆への衝動」から購入した、
真ん中:プラチナのプロシオンのシトロンイエロー。これも5,000円くらいで買えるので、気軽な普段使いにおすすめ。けっこう重いせいか軸も太めに感じるのですが、疲れにくくて書きやすいです。
左:一番新しい、パイロットのカスタム74(初!!)。伊東屋さん限定色のディープイエロー(オレンジというより黄土色)。年明けにネットショップで見つけた時は品切れ中でしたが、3月末に入荷のお知らせが来て購入。Fだけど、同じメーカーのKakunoで言うとFとEFの真ん中くらいに感じます。
右:中華万年筆、PEN BBSのアクリル金魚。昔、どなたかのブログで見たプラチナのセルロイド金魚万年筆にずーっと憧れています。私の感覚ではとても高価なのでコツコツと万年筆貯金をしている中、同じような色の軸の万年筆があるのを知りました。国内メーカーだと2万円弱くらいから。中華万年筆という事でしつこくリサーチしたところ、このメーカーは評価が良かったこともあり(安価なので試しに)買ってみました。鉄ペンのFです。書きやすく滑らかですが、予想よりちょっと太いかな。
Touken
こちらは刀剣乱舞のコラボ万年筆です。白が鶴丸国永、紺が三日月宗近。コラボなので可愛くないお値段ですが、ペン自体はセーラー万年筆の6千円くらいのものがベースになっているようです。初セーラー万年筆だったので楽しみにしていました。さすがに書きやすい!あとインクのフローが濃い目な気がしました(伊東ちゃんと比べて)。キャラをイメージした色のインクとコンバータつき、鉄ペンのFです。軽くて女性の手にも馴染むサイズ感。ちょっとお高めのキャラクター商品なので使わずに飾っている人もいるかもしれませんが、私は三日月が届いてすぐに両方ともおろして普段使いにしています(普段使い以外の筆記具の用途ってわからない)。
Iroiro
注射器は100均で売っているもの。化粧水などの詰め替え用です。使い切ったインクカートリッジを洗って、この注射器で好きな色に詰め替えて使います(万年筆愛好家の友人に教えてもらった)。Kakunoや父のお古の万年筆に重宝してます。
真ん中は赤いつまみがLAMMYのコンバータ、透明のはパイロットのコンバータ。コンバータを洗った後の、水の抜き方がわからなくてちょっと苦手。
その隣はガラスペン。万年筆にハマった頃、インク沼の河童さんたちを見ていてガラスペンがあれば様々な色を気軽に使えるのでは!と思い購入。でもガラスペンってコツがいるみたいで、いまだに上手に書けない。最近のガラスペンって高いものは2万円以上するらしいのですが、私が大昔持っていたガラスペンは家の近所の文具屋で300円くらいで買えたものでした。それもやっぱり使い方のコツが習得できぬまま(練習しろ)。書き味的にはこのガラスペン(値段は10倍ぐらいするけどさ)とそう変わらなかった。
黒軸から右は全部つけペン(もともと持ってたもの)。色々なインクを楽しむなら、高価なガラスペンでなくても良かったと気づいて引き出しの奥からサルベージしました。
ネックになっていた「価格の高さ」については、初心者の自分が無理なく使える万年筆がたくさんあることでクリア。美しくて高価な万年筆はいつか手に入れたいものとして、その時がくればご縁が結べるかも。
そして「使用頻度、内容」。これも、普段使いのペンをマイペースで使っていればいいかと。内容ですが、万年筆で書くアートな書写とかを敢えて目指さず、じっくり自分が書き残したい事と向き合って行こうかと。やっぱり柄にもないことって長続きしないと思うし。
刀剣乱舞のコラボ万年筆を2本立て続けに入手してから、あの闇雲な万年筆への物欲は鎮まっています。コツコツ続けている万年筆貯金でペリカンのスーヴェレーンが買えるようになるまで、今いる子たちと仲良くやっていくつもり。

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